TORIKUMIアンズの取り組み

第5夜|テレ飲みの集い

第5夜|テレ飲みの集い

2019.12.06 担当:吉川

11/29(金)に行われた「スナックあんず」をレポートします。

 

テレワーク時代の、テレ飲みスナック。

今回は、UNZUメンバーのひとりが地元でテレワーク中ということもあり、前々からちょっと興味のあった「テレ飲み会」「オンライン飲み会」を実験的にやってみました。

 

 

テレワークはやりやすい。

インターネットとかスマホとかクラウドとかのおかげで、テレワーク=会社以外の場所で仕事をする障壁はなくなってきてますよね。もちろん、仕事の種類・会社の方針・職場の雰囲気・個人の事情などによって、テレワークできない・しないケースも多々ありそうですが、零細デザイン会社であるUNZUなんかは、比較的テレワークがしやすい環境だと思います。

 

 

じゃあなぜオフィスにいるのか。

とはいえ、自分も含め今はまだみんな結構オフィスにいます。テレワークはまだイレギュラーな感じで、メインの仕事場はオフィスです(もちろん打ち合わせで出るとかは別として)。居心地がいいから、使い慣れたmacや資料があるから、自宅や街は誘惑が多いから、公私を切り替えたいから、雑談的な時間も大切、顔を見合わせた方がいい…。理由は人それぞれあるのかもしれません。あるいは、他の場所で働く理由がないからオフィスにいるのかもしれません。

 

 

会社のつながりはゆるやかに。

しかし、世間は働き方改革。生産性あげるため、国もテレワークを推進しています。人生100年時代とかいわれて、副業・複業を考える人も多いのではないでしょうか。このまま順調にいくと(?)、オフィスに行けばみんながいる、みたいな状況の方がイレギュラーになるのかもしれません。UNZUがそうじゃないだけで、もうなっているのかもしれませんね。

 

副業か複業かわからないけど、パラレルな生き方を選ぶ人がいる。一方で、ひとつの仕事をベースにする人だっている。どちらにせよ、働く場所は自由に選ぶことができそうだ。テレワークだろうがオフィスワークだろうが、みんなが自分の人生を満たすべく、それぞれの仕事をそれぞれの場所でやっている。それでも、会社というコミュニティーがゆるくつながっていて、不思議に成り立っている。そんな感じがいいなーと思ったりしますが、むずかしいでしょうか。

 

とはいえ、一緒に飲みたいでしょ。

ゆるやかにつながるには、ゆるやかなコミュニケーションが必要!だから、飲んだり話したりする時間は大事でしょ!時代は変わっても飲みニケーションは不滅や!でもみんなバラバラな場所にいる!どうしよう!そうだ、テレ飲みだ!今回のスナックあんずは、そんな趣旨です。でも、飲み会って、同じ空間にいるからこその空気感とかノリとか、そういうの共有できないと無理なのでは?と思わないでもないけど、やってみないとわからない!ということで、実験してみました。

 

検証結果①:そもそも慣れてない

今回はGoogleのハングアウトを使ってみたのですが、社員の多くがビデオ会議もテレビ電話もそんなにやらないので、慣れてない。自分も必要に迫られた時に使うくらい。画面共有して電話っぽく使うときは抵抗ないのですが、いまだに画面に自分が映ったりすると落ち着きません。当たり前ですが、リアルな飲みや会話では(鏡張りの部屋でもない限り)自分の間抜けな顔を見ないですみます。そんなん意識したら、酔えないですよね。あっ、でも、より酔える人もいるのか。個人差ですね。

 

 

検証結果②:画面設定が大事か

あと、ハングアウトの場合、1人がメインで大きく写りその他の人がワイプ的に下部に表示されるのがデフォルト。喋ってる人がメインになったり、順々にメインになったり、メインの人を固定できたり。打ち合わせやプレゼンのときはいいかもしれませんが、飲み会のようにワイワイガヤガヤするときは微妙かもしれません。8人なら画面8等分、喋ってる人がちょっと目立つ、くらいがちょうどいい気がします。そういうサービスもありそうですね。

 

検証結果③:誰が誰を見てるかわからない

自分の画面で誰をメインに表示するかは、各々が選んで固定できます。そのときの話題のメインっぽい人を大きくするのが普通でしょうが、ぼーっと聞いてる人の油断顔をメインに表示することもできて、個人的には楽しかったです。リアルな場では、話している人を見ずにそっぽをむくことは難しいですが、テレ飲みはそれが可能。みんなと飲んでる風を装いつつ気になるあの人をガン見しながらお酒を飲む、そんなことも可能ですね。怖いですね。ハングアウトならではなのでしょうか。

 

検証結果④:普段と違う一面は楽しい

今回はひとりひとりが違う場所で参加することを前提にしました。自宅が多数でしたが、オフィス居残り、長野のご実家、カラオケBOX的漫画喫茶、あとテント張ってソロキャンプ、といろんな場所での参加となりました。ちなみに後日聞いたところ、ソロキャンパーはテントを自宅の部屋に張ったなんちゃって演出だったらしいのですが、全然わからなかった。だませますね。そういうキャンプ風味とか、長野のスタッフのご実家の雰囲気とか、自宅参加の人がゲーム実況風のことを始めたりとか、オフィスや居酒屋じゃ見れない一面を見るのは楽しかったです。

 

 

検証結果⑤:テレカラオケは無理そう

僕がカラオケもできる漫画喫茶の一室という特殊なところにいたので、途中で一曲歌ってみました。テレカラオケ、これはオススメしません。歌ってる側は、聞いてる方の反応が全然わかりません。歌って聞かせるという感じじゃなく、ひとりカラオケを監視されてるみたい。一緒に歌ってくれた人もいたらしいのですが、孤独感しかありません。

 

 

検証結果⑥:楽っちゃ楽

みんなで同じ時間を共有しつつ、わりと自由に参加・解散できるし、自分の予定みたいなものとも両立しやすいし、自分のペースで好きなもん飲めるし、割と楽しかったしラクだった、という意見もありました。自由がゆえに誰も喋り出さない「いまこれなんの時間?」みたいな瞬間も多かったのですが、慣れたらもっとスムーズになるのでしょうか。

 

個人的結論、VRスナックに期待。

個人的にはやっぱり、空間を共にすることで生まれる盛り上がりというか、バイブス的なものが感じにくかったので、リアルに集まれるうちは集まって飲んだ方が楽しいなーという感じでした。でも、もうちょっと時代が進んで、VRメガネとかでバーチャルでも同じ空間に集合できるようになれば、結構いけるのではないかという気もしました。いつ頃なんですかね、そういう時代くるの。

 

 

今度は社員だけじゃなく、例えば都内にいないパートナーの皆さんと「テレスナックあんず」開催してみたいと思います。ではまた。