第4夜|野菜と移住の集い
9/27(金)に行われた「スナックあんず」をレポートします。
今回は、壮行会的スナック。
いつもは、何かしらテーマを決めて開催している「スナックあんず」なのですが、今回は特別編。
スナックの常連でもあるイラストレーターのRさんが移住で東京を離れるということで、壮行会的な会になりました。
Rさん、痩せマッチョなナイスガイなのですが、実はヴィーガンな志向の持ち主。ということで、今回は美味しい野菜料理を食べつつ、知っているようで知らないヴィーガンのことや移住のことなんかを根掘り葉掘り聞いてみました。
お料理をお願いしたのは、恵比寿西の五差路らへんにあるMARUGO DELIさん。スムージー屋さん、という印象だったのですが、ヴィーガン料理のケータリングもやっているとのこと。
壮行会かつスナックということで、お酒に合うメニューを考えてくださいました。
結論、どれも美味しかったっす!!わたくし、肉マイレージ貯めがちな35歳男、ヴィーガン料理は初体験でしたが、大変満足いたしました。
大豆を肉っぽくするのはなんとなく知っていて、むかし精進料理かなにかで食べた気もするのですが、そのときは「偽物め」くらいの感想。でも今回は、けっこう感動しました。唐揚げは唐揚げだったし、カツサンドはカツサンドだった。車麩のカキフライ風が一番うまかったなー。タルタルも、豆乳なんだろうけど、全然マヨ。揚げたてだったら、更に美味かろう。あと、ソース味は、強い。
ここでひとつ、気になったので聞いてみました。
Q:やっぱり、唐揚げとかとんかつとか、模倣するってことは、肉が美味いのは否定しない?
A:そりゃそう。美味いのは知ってるし。
なんか安心しました。ヴィーガンの人、少なくともRさんは、肉の美味しさを否定していません。Rさんは環境問題を意識したのがきっかけで、肉を食べるのをやめてみたり、ペットボトルを買うのをやめたりしてみたそうです。そこらへんの価値観がわかりやすくまとまってる動画も教えてもらったので、興味ある方はどうぞ。
個人的に、ヴィーガン=「思想強っ」っていう感じだったのですが、Rさんは誕生日とか特別なときには健康的なお肉も食べたり、ゆるやかな感じでやっているそう。週末だけヴィーガンみたいな人もいるらしいし、きっといろいろなんだろう。
多様性をベースに、いろんな考えの人と楽しく飲めるのがいいなーと、そんな風に思った会でした。