TORIKUMIアンズの取り組み

メリクリ&ハピニュヤ

メリクリ&ハピニュヤ

2020.12.25 担当:吉川

UNZUでは毎年、年賀状でご挨拶をするのが恒例だったのですが、今年はクリスマスカードを兼ねたグリーティングカードをメールでお送りすることにしました。

 

 

 

来年の干支にちなんで、会津地方の郷土玩具「赤べこ」をモチーフに。かつて悪性の天然痘が流行した際、病気の子どもに赤べこを贈ったところ、たちまち治ったのだとか。そんな逸話から赤べこには”疫病よけの願い”が込められているそうです。

 

ということで、「コロナ早く終われ!」の願いを込めて、シカ科のトナカイさんにも赤べこになっていただきました。

 

例年であれば、「こういう印刷をやってみよう」「こんな紙や加工を試してみたい」という”グラフィック欲”みたいなものを年賀状というツールに込めていました。紙の手触り感というか、アナログの良さみたいなことを大切にしていた気がします。

 

しかし、今年はUNZUもテレワークがベースになり、主な集合場所はデジタルな画面。”スナックあんず”など、集まってわいわいする機会もほぼありませんでした。対面、手触り感、リアル、場や空気の共有。今まで当たり前だったことを前提にすることがなかなか難しかった。

 

でもでも、決して悪いことばかりではなく。なかなか進まなかったデジタル活用が、すっと進んだりしましたよね。そのことで新しい働き方や生き方が「全然できるやん」と気づけた年でもあると思います。

 

なので、今年は今年らしく、デジタルなグリーティングカードで。感謝の気持ちやグラフィックの楽しさは、データにも込められると信じています。

 

一日も早くコロナが収束し、穏やかで、新しい、そんな日常が訪れますように。